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こんにちは、南千里駅と千里山駅が最寄りのいいだ歯科・矯正歯科です。
今回は意外と知られていない定期検診の効果と費用についてまとめてみました!
一昔前と比べて、近年は歯科の予防に対する意識はどんどん高まっており、虫歯予防や歯周病予防のために、““定期検診(メンテナンス)””へ通う人が増えていますが、
「歯医者は痛くなったら行くもの」というイメージは、まだまだ根強く残っています。
特に歯医者に苦手意識が高い人ほど、この傾向が強いように感じます。
ここでは、
定期検診を受けている人 と 受けていない人 の違いを、
通院頻度 と 年間費用 の面からわかりやすく比較してみました。
通院頻度:3〜6か月に1回
目的:歯石取り、虫歯・歯周病の早期発見
多くは「痛くなる前」に予防的に受診
➡ 大きな治療が必要になる前に気づけるため、治療回数は少なめ。
1回あたり30分〜1時間程度の短時間で終了。
通院は「痛みが出たとき」「違和感があるとき」
虫歯が進行してからの受診が多い傾向
治療内容は、詰め物・被せ物・根管治療など重めになりがち
➡ 1つの治療に複数回来院が必要になり、結果的に通院回数が増えやすい。
ここでは一般的な保険診療を前提に、平均的なイメージを示します。
定期検診+クリーニング:3,000〜4,000円 × 年2〜4回(3割負担の方)
年間合計:6,000〜12,000円程度
➡ 費用が一定で予測しやすいのがポイント。
➡ トラブルが早期に見つかるため、高額治療になりにくい。
虫歯治療:1本につき 1,500〜5,000円程度
大きな虫歯(神経治療+被せ物):1〜2万円以上になることも
歯周病が進行していると追加の治療が必要
➡ 痛くなるまで放置すると
年間1〜3万円以上かかるケースも珍しくない。
多くの歯科医院でも言われているように、
予防のほうが治療より安いのは明らかです。
通院回数:定期検診のほうが少ない
年間費用:治療より定期検診のほうが安い
精神的な負担:痛くなる前に対処できるので軽い
「3〜4か月に1回の定期検診の積み重ねが、将来の歯を守る」
というのは、数字の面でも裏付けられています。
| 比較項目 | 定期検診に通う人 | 通っていない人 |
|---|---|---|
| 通院頻度 | 年2〜4回 | 痛みが出るたび(年数回〜不定期) |
| 年間費用 | 6,000〜12,000円 | 1〜3万円以上になりやすい |
| 精神的負担 | 低め | 「痛み」からのスタートで高め |
| 将来の健康 | 守りやすい | 歯を失うリスクが高まる |
いかがでしたでしょうか?
定期検診に通えば健康な歯や体を維持できるのはもちろんのこと、
個人的には来院時の精神的な負担が圧倒的に軽くなるのが、大きなメリットであると考えます。
今まで歯科治療が怖くてなかなか通院できなかった方やお子さんでも、
定期検診に通うことで、すごく楽に通院できるようになったとの声を多くいただきます。
これを機に、ぜひ定期検診に通うきっかけになればと思います。