Point01従来より短時間で型どりが可能
今までのシリコンでの型どりでは、口腔内に粘土のような材料を入れてから、上下それぞれ5分ほどの硬化待ちの時間が必要でしたが、「アイテロ」では歯に沿ってカメラを動かしていくだけですので、型どりが短時間で済み、不快感が大きく減少します。シリコン特有のイヤな味やにおいもなく負担が少なくなりました。
当院では最新型の
光学式口腔内スキャナー
「iTero Element 5D Plus」
(通称アイテロ)
を導入しています。
「アイテロ」とは、従来シリコンと石膏で作っていた「歯型」を、ペン型の専用スキャナーによってスキャニングすることでデジタルの3次元データとして採得できる設備です。
精度の高い型どりができたり、装置のお渡しまでの期間が大幅に短縮されるなど、メリットが多くあります。
矯正を悩んでいる方は事前の3Dシミュレーションも可能です。
放射線を一切使用しません。
アイテロはレントゲンやCTとは違い、放射線や強力な磁気を一切使わずに3次元データを取得します。
お子さんや妊娠中の方も、より安心してご利用いただけます。
今までのシリコンでの型どりでは、口腔内に粘土のような材料を入れてから、上下それぞれ5分ほどの硬化待ちの時間が必要でしたが、「アイテロ」では歯に沿ってカメラを動かしていくだけですので、型どりが短時間で済み、不快感が大きく減少します。シリコン特有のイヤな味やにおいもなく負担が少なくなりました。
今までの型どりでは、精密な型どりを行うためには、術者による熟練度が大きく関係していたり、歯並びや咬み合わせの状態によっては、複数回型どりが必要でしたが、「アイテロ」では、熟練度に関係なく、若手でもベテランでもどんな術者が型どりをしても、従来以上のより正確で精密な歯型が取れるようになります。
また従来のシリコン印象はゴムのように柔らかい材料を使用するので、わずかに歪みやずれが生じてしまったり、石膏の模型を作成する際にもわずかな誤差が出てしまいます。
しかし、アイテロを使用してスキャニングすることで、そのような誤差のない画像が採得できるため、より高精度な詰め物・被せ物、マウスピースの作製が可能になります。
嘔吐反射とは、口腔内に刺激が伝わると、「吐き気がする」「えずいてしまう」といった反応のことをいいます。
「アイテロ」での型どりでは、粘土のようなものを使用しないため、嘔吐反射が出にくく、また顎が疲れたりした時はこまめに休憩をはさみつつ、型どりを行うことができます。
今までの型どりでは、作成した歯型に石膏を流し込み、模型が完成したらその後技工士さんに模型を送り、詰め物や被せ物の作製に入っていましたが、「アイテロ」は3Dスキャンした数分後に、歯型のデータが技工所に送られるため、すぐに技工物の作製を行うことが出来るようになりました。
そのため今までより技工物作成のための期間が短縮されることになります。
特に、マウスピース型の矯正治療「インビザライン」においては、装置の作製を海外で行っているため、従来シリコンで型どりしたものを空輸していましたが、デジタルデータでの送信のため、数分でデータが届きます。そのためインビザラインが完成するまで1~2週間の期間短縮が出来るようになりました。
結果として、矯正開始時期を早められたり、
全体的な矯正期間の短縮につながります。
「アイテロ」でスキャンした3D画像をもとに矯正治療後の歯並びがどのようになるかをシミュレーション画像にて、イメージを持っていただくことが出来るようになりました。
矯正治療に対する不安を少しでも解消していただけると幸いです。
※あくまでもAIによるシミュレーションのため、実際の矯正治療後の状態とは異なる場合がございます。